太陽の君と月の私

急いで自分のカードに目を移すとカードの下に書いてある斜線

下に書いてあるってことは、まさかこれ6?
嘘でしょ、6ってなに?…

黒板の中から6の書かれた種目を探す
6、6、あった‥6はリ、リレー

リレー!?
嘘でしょ。何これ…こんなこと、?信じられない

「ありえないつーの」 

もうパニック状態の私の頭はここが教室だという事も忘れて、バンっと勢い良く立ち上がり大声でそう叫ぶ

皆の視線が一気に突き刺さるのが分かるが今はもうそんなことどうでもいい


フラフラと倒れるようにそのまま席へとつくとその後はもうリレーのことで頭がいっぱいで何も入ってこなかった

「月〜!!またリレーなんでしょ?」
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