太陽の君と月の私

「〜で、これがスポーツ祭のチームわけね」

リレーに出ることが決まってしまったあの日から、普段よりより一層つまんない毎日を過ごして3日目

この頃校内ではある問題が発生していた。

それは…

「ねー!月〜ズルいよ、ずるすぎる。陽大先輩とリレーチーム一緒とか羨ましすぎるよ!」

そう‥なんとあの陽大先輩が私達と同じリレーでしかも同じチームなのだ

その事が分かったとたん女子は皆、目の色を変えて急に私に飛んできた
そして結月同様、私にリレー選手変われとすがってくる

そんなの私だって変りたいよ!
だけどもう決まっちゃったし、変わるには足捻挫するとか折るとかしなくちゃかわれないんだよ!  
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