太陽の君と月の私


陽大 先輩 ねぇ‥
今年からうちに転校してきた超美顔の男の子
それはそれはかっこよくてその容姿に転校してきてすぐにファンクラブが出来ちゃったほどとか…

でもまぁ私は興味ないけど‥

「でもどっちにしろ男女は別々でしょ?」

その質問にニヤリと嫌な笑みを浮かべながら
ちっちっちと人差し指を揺らす結月

「それがですね!なんと、種目もチームも去決め方は去年と同じルールなんだって!今年はそこに私達も加わっただけ!つまりくじを引きよ!ふふふこれはチャンスでしょ!」

「そ、そーなんだ。でも陽大先輩以外と運動音痴だったりしてね」

ちょっと意地悪に聞いてみると何いってるの!?と言いたそうに私を見ている結月の目が大きくひらく

「あのねぇ?月、イケメンであんな完璧な人なんだから何してもできるしかっこいいのよ?」
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