君×私×彼
校門を通って玄関までくると人だかりが出来ていた
理由はあれしかない
「 あ、花奈!おはよう!ねぇ、クラス分け見た!?」
畳み掛けるように聞いてきたこの子の名前は上村美紗希(ウエムラミサキ)
栗色の髪を顎のあたりで切りそろえてあって
性格はサバサバしてるけど
友達の話をちゃんと聞く
私の大好きな親友
去年は同じクラスだった
美紗希に圧倒されながらも挨拶をする
「 お、おはよう…。実はまだ」
見てないんだよね、と答える前に
言葉は美紗希によって遮られた
「 一緒だった!1組!」
え!?
また美紗希とクラス一緒なの?
「 本当に!?嘘じゃないよね?」
「嘘のわけないじゃん!!」
うわー!
めっちゃ嬉しい!
また同じクラスで一年過ごせるんだぁ
もう充分幸せかも
理由はあれしかない
「 あ、花奈!おはよう!ねぇ、クラス分け見た!?」
畳み掛けるように聞いてきたこの子の名前は上村美紗希(ウエムラミサキ)
栗色の髪を顎のあたりで切りそろえてあって
性格はサバサバしてるけど
友達の話をちゃんと聞く
私の大好きな親友
去年は同じクラスだった
美紗希に圧倒されながらも挨拶をする
「 お、おはよう…。実はまだ」
見てないんだよね、と答える前に
言葉は美紗希によって遮られた
「 一緒だった!1組!」
え!?
また美紗希とクラス一緒なの?
「 本当に!?嘘じゃないよね?」
「嘘のわけないじゃん!!」
うわー!
めっちゃ嬉しい!
また同じクラスで一年過ごせるんだぁ
もう充分幸せかも