癖っ毛のキミと
「だってさ!」

言い訳をしようとした時
同じクラスにいる怜が視界に入った

キャッキャしちゃって

キッと睨みつける

本当は、本当だったら私と怜はずっと、幼馴染のままだったのに

「美羽、ごめん。ごめんって」

だから、泣かないで

そっと抱きしめてくれた加那に申し訳なくなった
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