愛しい君へ
「愛居るか!?」
俺は勢いよく隣のクラス、愛のクラスのドアを開ける
「し、慎平くん?どうしたの?」
このクラスの女子数人が尋ねてきた
「愛知らねえ?」
俺が尋ねると、その中の1人が口を開く
「愛ちゃんならさっき職員室に行くって言ってたよ。」
俺はその言葉をきき、愛が職員室に行った理由を理解する
「…お人好しめ。」
「へ?」
目の前でキョトンとしている女子にお礼を言って、俺は急いで職員室に向かった
きっと愛のことだから
先生に頼まれた教材でも持って行ってるんだろうな…
俺はそんなことを思いながら棟が違う職員室を目指す
「…三谷…慎平…くん、だよね?」
俺は名前を呼ばれて振り返る
「…!」
"確か最近好きな奴ができたとかで"
"その相手をおとそうと頑張ってるらしいぞ"
その時、俺の頭にいつかの斗真の言葉が浮かんだ
"二年の南祐司"
あっ!
こいつ…!
愛のことが好きな
南祐司!!
「こんにちは。」
俺は勢いよく隣のクラス、愛のクラスのドアを開ける
「し、慎平くん?どうしたの?」
このクラスの女子数人が尋ねてきた
「愛知らねえ?」
俺が尋ねると、その中の1人が口を開く
「愛ちゃんならさっき職員室に行くって言ってたよ。」
俺はその言葉をきき、愛が職員室に行った理由を理解する
「…お人好しめ。」
「へ?」
目の前でキョトンとしている女子にお礼を言って、俺は急いで職員室に向かった
きっと愛のことだから
先生に頼まれた教材でも持って行ってるんだろうな…
俺はそんなことを思いながら棟が違う職員室を目指す
「…三谷…慎平…くん、だよね?」
俺は名前を呼ばれて振り返る
「…!」
"確か最近好きな奴ができたとかで"
"その相手をおとそうと頑張ってるらしいぞ"
その時、俺の頭にいつかの斗真の言葉が浮かんだ
"二年の南祐司"
あっ!
こいつ…!
愛のことが好きな
南祐司!!
「こんにちは。」