この島で僕ら
田舎なんて大嫌いだ
田舎なんか嫌いだ。近くにコンビニもない。何に関しても都会より不便。東京から来た俺にとって島での暮らしなんて嫌でしょうがなかった。けど、母と2人で暮らせるところはここしかなかった。
今日は投稿日だというのにわくわくもしない。あるものはただめんどくさいという単純なものだ。「あ、はじめまして。倉橋くん。私、あなたの担任の小畑です。」若い女の先生で年齢はだいたい29といったところだ。「クラスのみんなはとっても元気な人ばっかだからすぐ打ち解けられるわ。」とそう言った。「そうですか。」一言返し会話は終わった。
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