女子高生が白狐の許嫁!?
「音春ー・・・。

って寝てるか。」

スヤスヤと寝息を立てながら爆睡する音春の布団に近づく。

「・・・もう、あいつと絡むなよ。

ったく、お前、ほんと危なっかしいんだから。」

笑いながら音春の前髪に触れる。

その日、

李斗は夜が明けるまでずっと音春の隣を離れなかった。
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