女子高生が白狐の許嫁!?
「・・・なるほど。

まぁ、あいつはそういう女だ。気分が悪い。」

どうやら、冬青も彼女を嫌っているようだ。

「・・・音春はどうしたいんだ。」

「もう、分かんないんです・・・

自分が何したらいいのかも、どうしたらいいのかも・・・。」

「・・・そうか。」







「・・・ひとつ考えがある。

李斗の気持ちをはっきりさせる為の秘策が。

・・・カオルの協力も必要だ。」

冬青が考えた秘策・・・それは・・・

「え!そ、それって・・・」

その秘策は音春の勇気と覚悟がいるものだった。
< 155 / 164 >

この作品をシェア

pagetop