女子高生が白狐の許嫁!?
目の前には李斗の顔。

長いまつげに、スベスベの白い肌。

サラサラの白銀の前髪が鼻にあたってくすぐったい。

「くすぐったい・・・。」

「・・・お前、キス下手だな。」

「・・・っ。

いきなりなに!?」

驚きで、固まっていると、

「胸、当たっててつい?」

それだけ言って

チュッと小鳥のようなキスをすると、

腕を再び引っ張られ、

そのまま李斗の後を付いて行く。








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