女子高生が白狐の許嫁!?
・・・

「みんな、寝ちゃいましたね。」

「いっつもよ♡みんな酒でこうなの。」

寝転がるみんなを見守るカオルと音春。

「カオルさん。」

「どーしたの?

音春ちゃん♡」

「ありがとうございました。」

「え・・・?」

「お話聞かせてくれて・・・。」

「音春ちゃんなら話しても

大丈夫って思ったのよ♡」

「・・・嬉しいです。」

「・・・音春。待って。

・・・むにゃむにゃ。」

李叶の寝言が聞こえる。

「あらあら♡

夢でもラブラブみたいね♡」

(・・・っ、こっちが恥ずかしー。)

「李叶、部屋に連れてってくれない?

他のはあたしが運ぶから、お願い♡」

「わ、わかりました。

連れてきますね。」

李叶を部屋に運ぶため起こそうとするが


全く起きない。

「もー・・・。

・・・よいしょ。」

音春は李叶の腕を肩に回して、

部屋まで運ぶ。

ニコニコと微笑みながらカオルが2人の様子を見つめ、呟く。








「あの子なら李斗を・・・変えてくれるかもしれなわね。」
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