女子高生が白狐の許嫁!?
「湊叶。

外の花に水をやっといてくれないか?」

「はー!?

タイミング悪っ!」

文句をたれる湊叶に斉御司は

技の一つでもある

ギアス(いうことをきかせる技)

を使い、

湊叶を動かす。

「・・・ごめん、俺のせいだよな。

俺があんなこと頼んだから・・・」

「冬青のせいじゃねぇーよ。

俺があんな無茶言ったからだよ。」

「でも人数が足りないからって言ったのは・・・」

「気にすんな!俺のせいだから。」

斉御司の言葉を遮るように李叶はいう。

「・・・わかった。

また、なんかあったら言えよ。」

「おう。ありがとな。」

そういって斉御司は部屋を去る。

見上げた空には


か細い三日月が李斗を嘲笑うかのように浮かんでいる。
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