女子高生が白狐の許嫁!?
・・・ガラッ。
「ご飯できたわよー、音春ちゃん♡
・・・ってどうしたの?なんかあった?」
カオルさんの優しい顔を見た瞬間に、
私は思わず抱きついて
「うぅ・・・カオルさん、
どうしたらいいのかな。
私・・・うぅ。」
と泣きながら質問していた。
カオルさんは
いきなり泣き出した音春に一瞬驚き、
すぐに優しく頭をぽんぽんと撫でてくれる。
そして
「・・・音春ちゃん。
無防備すぎるわよ?
襲いたくなっちゃうじゃない・・・。」
小声で言ったカオルのそんな言葉に
音春は気づくことはなかった・・・。