女子高生が白狐の許嫁!?
「音春、お前・・・」

目を見開いてみんなが驚く。

「ほんとに?音春ちゃん・・・」

「本気か?」

「うん。本気。

東雲戦出たいの。

みんなの役に立ちたい。

ちゃんと自分の役目を果たしたいの。」

そのまま音春は続ける。

「ずっと考えてた。

李斗に出ないかっていわれて。

最初は出たくなんかなかった。

でも・・・ でも

みんなの役に立ちたい、そう約束した。

だから私はその約束を

ちゃんと果たしたいから。

私はまだ全然力不足だけど

しっかり訓練して強くなってみんなの・・・

みんなの役に立ちたいと思った。

だからできる限りの事はやります。

足も引っ張らないようにする。だから

東雲戦に私はみんなと出たい。」
< 79 / 164 >

この作品をシェア

pagetop