女子高生が白狐の許嫁!?
言い終えた直後に

李斗が隣からすごい力で抱きついてきた。

「李斗

苦しい・・・。」

「・・・音春。本当にでてくれるのか。」

「・・・うん。出るよ。」

「・・・危険だぞ。

もしかしたら少しのダメージは負うかもしれない。」

「・・・平気だよ。李斗。

守ってくれるんでしょ?」

「・・・当たり前だろ。全力で守ってやる。」

「・・・うん。」

李斗は音春からそっと離れ、

「よし、じゃあ円陣くむか。」

「そうだね!

音春ちゃんっていうカワイイ子がきてくれんだから!」

「俺らが守る。大丈夫だよ!」

「・・・足引っ張るなよ。」

「・・・訓練厳しくなるぞ。」

「はい!

・・・みんな私がんばる!」

するとみんな席を立ち、円陣を組む。

「李斗・・・掛け声。」

「おう。」
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