女子高生が白狐の許嫁!?
お酒を飲んだことがない音春。

目の前に出された日本酒はキラキラと白く輝き、

まるで音春を誘っているかのようだった。

その誘惑に負けた音春は、

「少しだけ、もらおうかな・・・」

ゴクッ・・・。

一口。

ゴクッ・・・。

二口。

と、飲み続ける。

「・・・はい。子供はもうおわり。

どう?」

思わずもう一口飲んでしまいそうになった。

「なんかお酒の感じがしない。

美味しいね。」

「でしょ?

平ちゃんが作る酒は特別だからね。」

(・・・っ、くらくらするかも。)

「ちょっと、トイレ・・・」

立ち上がろうとした瞬間・・・
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