空と海と大地と…
第一章~空編~
もしあなたに
不意に未来が見える能力があったら
どうしますか。
小学校1年生の子には
受け入れがたい現実なのです。
「ねぇ、みらいが見えるってほんと?」
「うん、ほんとだよ。」
「じゃあ、わたしのも見てよ。大っきくなったら何になるの?」
「私が見えるのは1時間後だけだよ…。」
不意に未来が見える能力があったら
どうしますか。
小学校1年生の子には
受け入れがたい現実なのです。
「ねぇ、みらいが見えるってほんと?」
「うん、ほんとだよ。」
「じゃあ、わたしのも見てよ。大っきくなったら何になるの?」
「私が見えるのは1時間後だけだよ…。」