イビツな花火〜my story〜
「ごっめん!今日はこう君の所に行かせて!どうしてもどうしても気になるの。
”話しの合う子と付き合う”って一言が。」
「はいはい!聞いた瞬間、今日のクレープはなしだなぁ〜って思ってたよっ」
「クレープ…」
「麻耶ごめんね!みぃと二人で行って、どんな感じのお店かリサーチしてきてよ!わたしが好きそうなお店かなぁ?」
麻耶をなだめるわたしを見て、みぃが言った。
「麻耶、2人で行こう。
亜由菜〜こう君と会うのはいいけど、いいように丸め込まれちゃダメだよ!」
「わかってるって〜♡
麻耶、おいしいのあるといいねっ♡」
恋愛最優先。
こんなわたしに呆れながら付き合ってくれる2人の事がわたしは好き。
2人だってなんだかんだわたしを好きだと思う。
だって、じゃなきゃ離れていくでしょ?
学校が終わって、2人に見送られ教室を出る。
こう君の夕飯を買って学校から歩いて40分くらいのこう君の家へ。
いつもはワクワクしながら急ぎ足で向かうのに、今日は不安からか足取りも重い。
団地の一番奥の棟の二階。
インターホンを押す指が震えた。
”話しの合う子と付き合う”って一言が。」
「はいはい!聞いた瞬間、今日のクレープはなしだなぁ〜って思ってたよっ」
「クレープ…」
「麻耶ごめんね!みぃと二人で行って、どんな感じのお店かリサーチしてきてよ!わたしが好きそうなお店かなぁ?」
麻耶をなだめるわたしを見て、みぃが言った。
「麻耶、2人で行こう。
亜由菜〜こう君と会うのはいいけど、いいように丸め込まれちゃダメだよ!」
「わかってるって〜♡
麻耶、おいしいのあるといいねっ♡」
恋愛最優先。
こんなわたしに呆れながら付き合ってくれる2人の事がわたしは好き。
2人だってなんだかんだわたしを好きだと思う。
だって、じゃなきゃ離れていくでしょ?
学校が終わって、2人に見送られ教室を出る。
こう君の夕飯を買って学校から歩いて40分くらいのこう君の家へ。
いつもはワクワクしながら急ぎ足で向かうのに、今日は不安からか足取りも重い。
団地の一番奥の棟の二階。
インターホンを押す指が震えた。