イビツな花火〜my story〜
”ねぇ、今日の夜暇?
暇じゃなくても暇って言って(´;ω;`)”


学校が終わって送ったメッセージは
他校の男友達2人へ。



みぃも麻耶も含めて4人とも中学からの友達で、わたしはこの男友達2人にすごく支えられている。



さっそく返信してくれたのは
智也(ともや)だった。


”暇じゃないけど暇って言ってやるよ”


急に送られてくるわたしからの意味のわからないメッセージにもう慣れているのだろう。

続いて返信してきたのは
祐樹(ゆうき)こと、ゆう。



”なら俺もー”



グループを組んでやり取りできるメッセージ。
画面に打ち込まれていく2人の文字達がわたしの心を明るくしていく。



智也°またなんかあったの?

ゆう°ダイエット失敗か?

智也°食い過ぎ注意

ゆう°てか今日寒くね?俺もう家のコタツで丸まってる。


智也°俺も入れろ



わたしを除いて進んでいくやり取りが心地良い。


そしてわたしも
メッセージを打ち込んだ。



わたし°花火しよ?








< 7 / 40 >

この作品をシェア

pagetop