『an Innocent Party』

姫島史人

「よし、これで後は場所だけだな」
自宅の中で受信したメールを見て一人呟く。 

彼はまたしても合コンの幹事に任命され、その準備をしていたのだ。 

彼自身をそれを苦痛に思っておらず、それを平然とやってのけるし、また大学四年生で就職も決まり暇を持て余しているように見える為、まぁ自然な流れだろう。


そして参加者も決まり、後は開催地を決めるだけとなり、上機嫌だ。

腹減ったしコンビニでも行くか…。
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