天使か悪魔か
そんな馬鹿な事をしてると急に周りが今まで以上にうるさくなった。
なっ、なに?
ここのみんなは頭おかしいの⁈
何気失礼な事を思ってるとは自分でも分かってる。
でもそう思うしかないんだもの!
気づけばみんな道の端にいて、真ん中を開けている。
なんで道を開けるの?
理由がわからずただ立ち尽くす私。
私と一緒にいた雄斗達でさえ道を開けている。
「愛っ!こっち来て!!」
梨玖が慌てながら小声で言って来る。
「なんで?めんどくさいわ」
と言った私の返事は梨玖に届かない。
それは、周りが一斉に騒ぎ出したから。
みんなが見る方…私の前から5人の人達が歩いて来る。
うっわ…またカラフルだよ…
「最悪…」