天使か悪魔か
「それじゃあ與は空いてる席に座っとけ。
今日はこれでHR終わりなー」
京ちゃんはやる気なく言って出ていった。
その途端うるさくなる。
「愛!
1週間ぶりっ!」
そんな中、美華が私に話しかけて来た。
「美華なんでここに?」
「それはね ー
「與さん、そんな子の話してないで私たちと話しませんか?」
美華の言葉を遮る花宮達。
やっぱりこうなると思った。
美華は何故か嬉しそうに微笑んでいる。
「私今、愛と話してるの。
邪魔しないでくれないかな?」
その笑顔とは裏腹に強く言う。
「そんな一般人に関わらない方がいいですよ!!
」
断られてムキになる花宮。