天使か悪魔か
「そうね、私いつとこの喋り方ね。
慣れって怖いもので、私にとってはこれが当たり前なの。」
「愛って相当厳しく育てられたんだねー!
普通は、そこまでみんな厳しく育てられてないよ!
容姿端麗で、礼儀もきちんとしてる。
流石宝嬢家の人間ね。
私なんかちっぽけに見えるよー」
少し拗ねた真似をする美華。
「大丈夫。
美華の方が私より何倍も可愛いわ。
それに、それだけ自由に育てて貰えたって事じゃない!
今は私といるからってだけで、パーティーとかではその喋り方じゃないでしょ?
もっと自信を持っていなさい!」