天使か悪魔か




「そうね、私いつとこの喋り方ね。

慣れって怖いもので、私にとってはこれが当たり前なの。」




「愛って相当厳しく育てられたんだねー!

普通は、そこまでみんな厳しく育てられてないよ!


容姿端麗で、礼儀もきちんとしてる。
流石宝嬢家の人間ね。

私なんかちっぽけに見えるよー」



少し拗ねた真似をする美華。



「大丈夫。

美華の方が私より何倍も可愛いわ。

それに、それだけ自由に育てて貰えたって事じゃない!

今は私といるからってだけで、パーティーとかではその喋り方じゃないでしょ?


もっと自信を持っていなさい!」


< 24 / 193 >

この作品をシェア

pagetop