となり。












「ほら、早くしねぇとHR始まるけど?遅刻にするぞ」

「えっ!やだやだやだ!教室行く!」



先生の顔を見れないこともあり、ダッシュで教室に向かった。


先生…珍しく優しい顔してた。


みんなの前にいる時ともまた違う顔。


あんな顔もするんだ…。


いつも怖い顔しか私には見せないのに。



「あ。凛子来た、遅かったじゃん!おはよ〜」

「おはよ愛佳…ちょっと遅くなっ……」




えぇえええ?!


愛佳が私の席に座って後ろ向いて稲葉くんとしゃべってるんだけど!!


え、いきなりじゃない?!


そんな一気に進展するの?!



「あ、先生来た。また話そうね!蓮くん」

「うん!」



れ、れれれれ蓮くん…?!


名前呼びしちゃってるよ…。


愛佳すごすぎ。











< 48 / 69 >

この作品をシェア

pagetop