となり。
ラブラブしてる二人を羨ましく思う私。
「朝霞さんは彼氏いないの?千秋なんてどう?」
「ん〜、千秋とはただの幼馴染だよ〜」
「朝霞さん的にはそう思ってるんだね?」
朝霞さん的には??
千秋的にもそうでしょ!
「まぁ凛子には近くに男が二人もいるからねっ♪」
「二人…?」
「千秋くんと〜あの人だよ!」
「え?誰?いなくない?」
そう言った私に愛佳が「ニッセンのことだよ」と耳打ちしてきた。
「い、いやっ、その人は違うもん!」
「え?なにその反応〜もしかして何かあったのかしら?昼休み白状せよ!」
キーンコーンカーンコーン
いいところでチャイムが鳴って、先生が爽やかスマイルで入ってきた。
うわぁあ…先生のこと全然見れない。
「朝霞さん耳赤いよ?大丈夫?」
「だ、大丈夫…!」
後ろの稲葉くんにそう言われて耳を抑える。
だって〜…だって〜!!!