となり。
門に入るとクラス発表の掲示板前が人で埋まっていた。
「すごい人…」
「凛子埋まっちゃいそうだから俺見てくるから待ってて」
「え、ありがとう!」
流石バスケ部高身長!
まあ私は悲しいことに150cmもないチビです…。
「凛子おはよ!」
「愛佳!おはよう!」
親友の筒井愛佳(つついあいか)。
中学からの付き合いで高校二年間同じクラスだった。
今年も同じクラスだといいな〜。
「あ、筒井。おはよ」
「千秋くんじゃん。おはよう」
「うん。あ、凛子A組だってさ。俺はB」
「ありがとう千秋!同じクラスじゃなかったね…」
「そうだな…。筒井も凛子と同じだよね?」
「えっ、そうなの?!」
「うん!私もA組♪」
「やった〜嬉しい〜」
これで高校生活ラストも生きていける…!
愛佳がいれば安心だ〜。
「俺だけ仲間外れじゃん」
「千秋くん高校全部違うクラスだね…」
「だね。よし、教室行こっか」
愛佳と千秋は私を通して二人も仲良くなった。
たまに放課後三人で遊んだりもしてる。