サプライズ★フィナーレ
翔の下で身を縮め、真夜中のことを思い出していると、ソファーに倒されて甘いkissを夢中で受けているところで、記憶がなくなってることに気付いた。

……なぜ?

まさか酔っぱらって、記憶がないってやつ?

……ないない。

だってそれ以前に、あまりの衝撃の連続にすっかり酔いなんて冷めてたし。

横を向いたまま、焦りながら翔の超妖しげな言葉の意味を懸命に考えていると、翔の唇が左耳に近付いてきた。


「エリ……今夜も抱いてってやるよ。……で、今夜は邪魔者も消えやがるし、朝まで二人きりでいよう」


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