サプライズ★フィナーレ
短気って何か違わない?

でも嬉しかった。

果てないほどに嬉しすぎるから、思わずその両手を強引に外して、翔の微笑む唇にkissをした。

でもすぐにハッと我に返り離れると、少しだけいつもより大きな瞳で私をマジマジ見つめてくるから、私は照れくさくてポワッと頬を赤らめながら急いで布団に潜った。

軽いkissくらいで、何こんな熱くなってるの?

初めてのkissじゃあるまいし、翔以外ともkissくらい何度もしてるのに。


「何隠れてんだ? ガキじゃあるまいし、ましてや初めてでもないっつーのに」


そんなの私が、一番わかってる。

こんな姿、元彼達が見たら目が点……
翔とだって、もう何度もしてるのに恥ずか……そっか……わかった。






< 468 / 558 >

この作品をシェア

pagetop