サプライズ★フィナーレ
「しない!……私は、初めてなんだから。自分からkissしたのも求めたのも翔だけ……バカ! スケベっ! 俺のkiss至上なんて、二度と言わないで」


「……ごめん、嘘。下手じゃない。マジ最高に堪んね……こんなに感じるのは、エリだけ。したいのもエリだけ。……ヤバいくらいその先も」


吸い込まれそうな色っぽい瞳と、何度も軽く触れる甘い唇に酔いしれ自然に瞼が落ちると、すぐ深い繋がりを求められた。

……下手でいい。

それでも翔が求めてくれる。

でもきっとすぐに下手なんて言わなくなる、言えなくなる。

だって繋がるほどに翔のリズムが私に刻まれ、
二人繋がるほどに溶け合い、ひとつになって行くのだから。
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