サプライズ★フィナーレ
「いい加減認めな。エリは、この俺が人生変えてもいい。そう決意させた極上の女だ。世界一イイ女以上に世界一幸せな女とも。……よし! 明日結婚式決定。いいな?」
人生変える前に、俺様度ダウンして。
でも素直に世界一幸せは認める。
もう翔といられるなら、それだけでいい。
今すぐにでも、朝まで寝られなくても、世界中を敵に回しても、翔の望み全て叶えてあげたい。
その想いを込め、私も腕をしっかり回して広い背中をギュッと抱き締めた。
でもすぐに翔は、立ち上がり階段に向かう。
「飯行くぞ。早く来い」
……何? この急速冷凍したような態度。
数十秒前まで『明日結婚決定』ってほざいてたクセに。
私は、ジロッと見ながらボタンを三つ止める。
「今すぐ襲ってやってもいいんだぜ? 挑発すんな、バカ。早くしろ」
……ごめん。
だって本気で朝まで……って思ったことは、絶対秘密。
それに明日結婚式なんて、有り得ないし。
でも二人でチャペルで誓うくらいなら、可能かも。
……本音は、翔が望むなら今からでもいい。
心からそう思うほど、私は幸せで幸せで、この世の全てに感謝と祝福の光を贈らずにはいられないほど、限り無い至高の愛に満たされていた。
人生変える前に、俺様度ダウンして。
でも素直に世界一幸せは認める。
もう翔といられるなら、それだけでいい。
今すぐにでも、朝まで寝られなくても、世界中を敵に回しても、翔の望み全て叶えてあげたい。
その想いを込め、私も腕をしっかり回して広い背中をギュッと抱き締めた。
でもすぐに翔は、立ち上がり階段に向かう。
「飯行くぞ。早く来い」
……何? この急速冷凍したような態度。
数十秒前まで『明日結婚決定』ってほざいてたクセに。
私は、ジロッと見ながらボタンを三つ止める。
「今すぐ襲ってやってもいいんだぜ? 挑発すんな、バカ。早くしろ」
……ごめん。
だって本気で朝まで……って思ったことは、絶対秘密。
それに明日結婚式なんて、有り得ないし。
でも二人でチャペルで誓うくらいなら、可能かも。
……本音は、翔が望むなら今からでもいい。
心からそう思うほど、私は幸せで幸せで、この世の全てに感謝と祝福の光を贈らずにはいられないほど、限り無い至高の愛に満たされていた。