サプライズ★フィナーレ
陽も傾きかけた頃、全ての仕度を終えてガーデンへ向かう為、先ほど見た白いロールスロイスのオープンカーに乗り込んだ。
新郎役の人は、先に行ってるそう。
行き交う人々の注目を浴びながら、物の数分で到着すると、翼と翔輝君、副社長さん、スタッフさんら沢山の人達が、笑顔と拍手……え!? お父さん?
……なぜ? しかも花嫁の父みたいに決めてる。
私が、真ん丸眼で三人の元に行くと、全員が目に涙を浮かべた。
「……綺麗だよ、愛梨。お母さんにも……」
「やだ模擬挙式よ、もう……」
困惑して翼を見ると、翼まで泣きながら抱き締めてくるから、もう苦笑いの私。
「おめでとう愛梨。……ヤバい」
あ~あ、翔輝君まで上見て瞬きの連続。
あ、もしかして演出?
私が、三人に素直にお礼を言うと、スタッフさんが優しく微笑みながらブーケを渡してくれる。
ブーケは、茎のラインが美しい白カラーの花五本に、白バラとホワイトスターを加えて甘さをプラスしたアームブーケ。
下の位置にバラを斜めに三本並べ、カラーの流れるようなラインにマッチしたデザイン。
リボンには、サムシングブルーを取り入れてみた。
新郎役の人は、先に行ってるそう。
行き交う人々の注目を浴びながら、物の数分で到着すると、翼と翔輝君、副社長さん、スタッフさんら沢山の人達が、笑顔と拍手……え!? お父さん?
……なぜ? しかも花嫁の父みたいに決めてる。
私が、真ん丸眼で三人の元に行くと、全員が目に涙を浮かべた。
「……綺麗だよ、愛梨。お母さんにも……」
「やだ模擬挙式よ、もう……」
困惑して翼を見ると、翼まで泣きながら抱き締めてくるから、もう苦笑いの私。
「おめでとう愛梨。……ヤバい」
あ~あ、翔輝君まで上見て瞬きの連続。
あ、もしかして演出?
私が、三人に素直にお礼を言うと、スタッフさんが優しく微笑みながらブーケを渡してくれる。
ブーケは、茎のラインが美しい白カラーの花五本に、白バラとホワイトスターを加えて甘さをプラスしたアームブーケ。
下の位置にバラを斜めに三本並べ、カラーの流れるようなラインにマッチしたデザイン。
リボンには、サムシングブルーを取り入れてみた。