友情は初恋と引き換えに
☆*:.。. .。.:*☆
ザワザワ…
少し強く吹いた風が周りの木々を揺らし、枝から葉っぱが取れてひらひらと舞う。
それを見て、紅葉や銀杏の葉っぱが全部落ちちゃわないか少し心配になった。
「あれ…沙由里ちゃんも…?」
胡桃ちゃんに連れてこられたのは中庭。
そこには、胡桃ちゃんとよく一緒にいる沙由里ちゃんもいた。
様子を見る限り、用があるのは胡桃ちゃんじゃなくて、沙由里ちゃんの方みたい。
「あの…どうしたの?」
恐る恐る聞いてみる。
そうすると、沙由里ちゃんが口をもごもごさせながら胡桃ちゃんに助けを求めた。
「面倒だから単刀直入に言うね。ずばり!つむぎちゃんと龍人君は付き合ってるの⁉︎」
・・・・・え?
「…え、えーーー!そ、そ、そんなわけないよ!龍人はただの幼馴染みっていうか…」
慌てて否定するけど、その言葉で少し胸がズキッとする。
自分で言っておいて傷つくって結構つらいかも…。
ザワザワ…
少し強く吹いた風が周りの木々を揺らし、枝から葉っぱが取れてひらひらと舞う。
それを見て、紅葉や銀杏の葉っぱが全部落ちちゃわないか少し心配になった。
「あれ…沙由里ちゃんも…?」
胡桃ちゃんに連れてこられたのは中庭。
そこには、胡桃ちゃんとよく一緒にいる沙由里ちゃんもいた。
様子を見る限り、用があるのは胡桃ちゃんじゃなくて、沙由里ちゃんの方みたい。
「あの…どうしたの?」
恐る恐る聞いてみる。
そうすると、沙由里ちゃんが口をもごもごさせながら胡桃ちゃんに助けを求めた。
「面倒だから単刀直入に言うね。ずばり!つむぎちゃんと龍人君は付き合ってるの⁉︎」
・・・・・え?
「…え、えーーー!そ、そ、そんなわけないよ!龍人はただの幼馴染みっていうか…」
慌てて否定するけど、その言葉で少し胸がズキッとする。
自分で言っておいて傷つくって結構つらいかも…。