友情は初恋と引き換えに
「ちょうど4人いるし、各係をそれぞれ担当して、できたら見せ合って確認とるって感じでいいか?」



「おう!」



「「うん!」」



同じ運営係になったのは、私とまゆ、それに佐倉君と一ノ瀬君。



男子って適当にしそうなイメージだけど、2人ともしっかりしてる人だし安心。



さっきから上手に段取りを取ってくれている。



それに、男子の中でも結構中心にいる人達だから、私達が口出しづらい男子のこともまとめてくれそう。



「まゆ、小道具やりたい!」



真っ先に手を挙げたのはまゆだった。



小道具は1番仕事が楽だし、ジュリエットと兼用のまゆがぴったりだと思う。



「じゃあ、男が多い大道具は俺がやるな!」



佐倉君が大道具担当。



「如月はどうする?」



あとは衣装と役者。



衣装は女子が多いし、私はそっちに回っと方がいいよね。



「じゃあ…えっと、私は女子が多い衣装の方…かな」



「よし、じゃあ俺は役者の方だな」


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