友情は初恋と引き換えに
「龍人、さっきの…」
さっき言いかけたことを聞こうとすると…。
「じゃあ俺は先行くな!また後でー」
「…う、うん」
「ばいばーい!」
1人で先に行ってしまった。
まゆは特に私の言葉を気にしてないみたいで、昨日の晩御飯の話を始めた。
あの「また後で」は、後で話すってこと…だよね。
それって、まゆに聞かれちゃまずいってこと…。
「つむぎ?どうかした?」
黙ってしまった私をまゆが心配して顔を覗き込む。
「え⁉︎う、ううん、なんでもないよ!私達も行こ!」
無理やり笑顔を作り、まゆの手を引いた。
「?…うん」
まゆに聞かれたくないってことは…やっぱりあの話だよね…。
龍人がまゆに隠したがる話題なんてただ1つ。
私は少し肩を落としてため息をついた。
さっき言いかけたことを聞こうとすると…。
「じゃあ俺は先行くな!また後でー」
「…う、うん」
「ばいばーい!」
1人で先に行ってしまった。
まゆは特に私の言葉を気にしてないみたいで、昨日の晩御飯の話を始めた。
あの「また後で」は、後で話すってこと…だよね。
それって、まゆに聞かれちゃまずいってこと…。
「つむぎ?どうかした?」
黙ってしまった私をまゆが心配して顔を覗き込む。
「え⁉︎う、ううん、なんでもないよ!私達も行こ!」
無理やり笑顔を作り、まゆの手を引いた。
「?…うん」
まゆに聞かれたくないってことは…やっぱりあの話だよね…。
龍人がまゆに隠したがる話題なんてただ1つ。
私は少し肩を落としてため息をついた。