先生のことなんて好きにならない!
先生とわたし
「今日親御さんは?」
「夜まで仕事です」
「なら、それまで面倒みてやる」
「学校戻らなくて良いんですか」
「七瀬の勉強みる前まではすぐ帰ってたから良いんだよ」
本当なのかどうか。わからないけど、先生の優しさに甘えることにする。
先生の家の前についた。
肩を貸してもらい、先生の家に入ると、すぐさま除菌スプレーをかけベッドに寝かせられた。
「除菌のにおいがする…」
「俺のにおいよりマシだろ」
恋する乙女には好きな人のにおいですら愛おしいのに。この人はわかっていない。