先生のことなんて好きにならない!




「待ってください!お二人の関係って…何なんですか??」



今度は私が向きを変え、2人が視界に入るようにした。



「それは…」



言葉の詰まる清水先生に対して、



「元カノ」



そうさらりと答える諸星先生。



「あっ、ちょっと!」



元カノ…付き合ってたんだ。

やっぱり



「いつからいつまで付き合ってたんです??」


「大学から、この間まで…だっけ」



あやふやな諸星先生がちらっと清水先生を見ると、清水先生がそうねと頷き言った。


大学からなら、最低でも何年かは付き合ってたってことだ。
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