先生のことなんて好きにならない!




「モテないわよ〜。こんなの。顔が良いだけじゃない」


「確かに」


「確かにって何だ」



即同意した私を睨む諸星先生。



「あら!こんな時間!明さんがここまで面倒見てくれたんだし、大丈夫でしょ。もう帰るわ」


「ああ、そうしてくれ」



荷物を持ち、出ようとする清水先生に続き、



「私も帰ります!」



そう言って私も部屋を出ることにした。
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