世界が晴れるように君の心が輝くように。
時間
それから、
私は眼鏡を受け取って、
それで、逃げて、それでそれで...
思い出そうとして、頭を抱える。
教室に1人窓際で立ち尽くしている。
ドキドキして、本当にドキドキして。
『あれ?』
「わぁあ!!!」
いきなり隣に来て、ニコニコ笑いやがる。
「彼方っ、」
『なんだよ、ブス』
「なんでいんの」
『図書委員の仕事あるって聞いた』
「うん、それで?」
『帰ろう』
帰る約束もしてないのに。
待ってた?こいつが??
仕事遅すぎだろ、とか文句言って、
リュックしょって、私を見て
『帰るぞ』
なんだろう、違和感ある。