世界が晴れるように君の心が輝くように。
咲原くんは、いつも親しくしてくれている。
私と同じ図書委員に入っていて、咲原くんと関わりができた。
『黒川さん、これお願い』
今日は咲原くんと図書室の管理をしている。
「もうすぐ、体育祭だね」
『ほんとだ、もう5月になっちゃうよ』
咲原くんは優しい。
『黒川さん、ちょっとここにいて』
咲原くんはスマホを持って、外に出ていく。
「はぁ...格好いい。」
...惚れたかも?