イジワル御曹司のギャップに参ってます!
彼は何度も私を気遣ってくれた。「大丈夫?」「痛くない?」と、身体を揺らしているときも、呼吸が荒くて息が続かない時も、綺麗な瞳と優しい笑みで、私を大切にしてくれた。
私がこういうのに慣れていないってこと、きっとバレバレだ。
だから、せめて、一生懸命、求めてくれる彼に答えたいと思った。
やがて、流星が大きく息を吐いて、私の横に倒れ込んだ。
肩で荒く息をしながら、ちょっと汗ばんだ身体で、私を安心させようと笑って見せる。
どうしようもなく愛おしく感じられて、私は彼の腕にぎゅっと抱きついた。
「このまま、明日の仕事、バックレちゃおっか」
少し呼吸を落ち着かせた流星が、不意に口を開いた。
「何言ってるの。ダメだよ」
「言うと思った」
流星が呆れたみたいにふっと笑う。
「だってさ。このまま一日中、ずっとこうしていられたら、幸せだって思わない?」
流星がとろけそうな瞳で私を見つめる。
「あなたの身体にずっと触れていたいし。もう、服なんて無ければいいのに」
流星の視線が、私の胸元に及んでいることに気が付いて、私は慌てて前を隠す。
「もう見ないで。恥ずかしい……」
「もっとよく見せて」
流星は名残惜しそうに、身体を隠す私の腕を解こうとするけれど
「ダメ! 今日はもうおしまい!」
恥ずかしくなって叫んだら、仕方なく頬を膨らませた。
「じゃあ、約束して。
また一緒にこうするって。
一度寝ただけで満足して俺を捨てたりなんかしたら、許さないよ」
流星が私の頬をぷにっと摘まむ。
私がこういうのに慣れていないってこと、きっとバレバレだ。
だから、せめて、一生懸命、求めてくれる彼に答えたいと思った。
やがて、流星が大きく息を吐いて、私の横に倒れ込んだ。
肩で荒く息をしながら、ちょっと汗ばんだ身体で、私を安心させようと笑って見せる。
どうしようもなく愛おしく感じられて、私は彼の腕にぎゅっと抱きついた。
「このまま、明日の仕事、バックレちゃおっか」
少し呼吸を落ち着かせた流星が、不意に口を開いた。
「何言ってるの。ダメだよ」
「言うと思った」
流星が呆れたみたいにふっと笑う。
「だってさ。このまま一日中、ずっとこうしていられたら、幸せだって思わない?」
流星がとろけそうな瞳で私を見つめる。
「あなたの身体にずっと触れていたいし。もう、服なんて無ければいいのに」
流星の視線が、私の胸元に及んでいることに気が付いて、私は慌てて前を隠す。
「もう見ないで。恥ずかしい……」
「もっとよく見せて」
流星は名残惜しそうに、身体を隠す私の腕を解こうとするけれど
「ダメ! 今日はもうおしまい!」
恥ずかしくなって叫んだら、仕方なく頬を膨らませた。
「じゃあ、約束して。
また一緒にこうするって。
一度寝ただけで満足して俺を捨てたりなんかしたら、許さないよ」
流星が私の頬をぷにっと摘まむ。