【短編小説】僕らの吊り橋冒険記
僕らが別荘に来て二日目。

今日は別荘の近くの山に登ることになっていた。

半分くらい登ると、吊り橋があった。



──ガタンガタン


と、大きく揺れていた。風が出てきたのかもしれない。そういえば、ニュースで台風○×号が近づいてるっていってたっけなあ、とかなんとか思いながら悠長に吊り橋を渡っていた。後ろでは、炎魔と誠が、雑談を交わしていた。

正直言って僕にはよくわからない会話だった。
< 5 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop