【短編小説】僕らの吊り橋冒険記
──次の日、竜を除いた七人で前代未聞(?)の『悪戯人質救出作戦』が実行された。
まず、言われた場所に炎魔と誠が行き、『ハゲマル』をぶっ飛ばした。まあ予想はしていたが団体犯だった。囲まれたが、予想していたのに、対策していない訳がない。あとの五人が出てきて、七人は『水鉄砲』を構え、誘拐犯たちの目に向けて発射した。実はこの水鉄砲、中にはかなり濃い塩水が入っていて、目に入るととてつもなく痛いのだ。
あとは目を押さえている誘拐犯に「監禁罪及び銃刀法違反で逮捕する~」と、言って手錠(玩具)をかけるだけだった。
「ああん? わさび鼻ン中入れられたいのか?」と、脅して監禁場所を突き止めた。小学生が誘拐犯を脅すという謎で怖すぎる絵図だった。竜も無事に救出され、事件は終わっ……ってはいなかった。水鳥の猫耳問題が残っていた。
だが、この猫耳問題は意外とあっさりと解決された。
あいつに噛みついた猫はこの近くの研究所で使われていた実験動物で一番深刻かと思われたネコミミビョウは注射一本で治ったのであった。
そして帰宅──
するとものすごく叱られた(当たり前だけど)。
まず、言われた場所に炎魔と誠が行き、『ハゲマル』をぶっ飛ばした。まあ予想はしていたが団体犯だった。囲まれたが、予想していたのに、対策していない訳がない。あとの五人が出てきて、七人は『水鉄砲』を構え、誘拐犯たちの目に向けて発射した。実はこの水鉄砲、中にはかなり濃い塩水が入っていて、目に入るととてつもなく痛いのだ。
あとは目を押さえている誘拐犯に「監禁罪及び銃刀法違反で逮捕する~」と、言って手錠(玩具)をかけるだけだった。
「ああん? わさび鼻ン中入れられたいのか?」と、脅して監禁場所を突き止めた。小学生が誘拐犯を脅すという謎で怖すぎる絵図だった。竜も無事に救出され、事件は終わっ……ってはいなかった。水鳥の猫耳問題が残っていた。
だが、この猫耳問題は意外とあっさりと解決された。
あいつに噛みついた猫はこの近くの研究所で使われていた実験動物で一番深刻かと思われたネコミミビョウは注射一本で治ったのであった。
そして帰宅──
するとものすごく叱られた(当たり前だけど)。