Flower


とりあえずどうにか男の人を自分の部屋に運んだ。



とても綺麗な顔をした人…。



とりあえず熱っぽいしタオルと水は用意したけど、なにか食べ物もいるよね…



ちょっと作りに行ってもいいかな?



でも、作りに行くとこの人はひとりになっちゃう。



うーん…



「ちょっと待っててくださいね。」



何かあったら来ればいいかな?



そう思ってお粥を作りにキッチンに行く。



私の部屋はキッチンの3つ隣の部屋。



ドア開けとけばなにかあれば分かる…よね?



そう思ってとりあえずお粥を作ってると



「んっ…んあっ……」



苦しむような声が聞こえた。



あの人だ!!!



私は急いで鍋の火を止めて部屋に向かった。
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