私-後編-
死×時
一年後
私は17歳になり、晴人は1歳になった。
晴人は益々アキに似てきて、眠くなったら、耳をかくところや、ふとした仕草がアキに似ていた。
この日、晴人を連れて近くの公園にきていた―……
晴人…?
貴方もパパに会いたかったの?
『ハルー!お口メンメよ』
晴人は最近何でも口に入れるので、目が離せなかった。
歩くようにもなって、ヒヨコのようにヨチヨチ歩いては、その辺にある物を口に入れる…――