私-後編-
病院に着くと、兄は私を連れてむかった。
ハルは車に乗れて機嫌が良く、キャーキャー言っていた。
松は病室には居なかった…――
先に病院に来ていた洋介が私に気付いた。
ナンデナイテルノ?
「渡辺…松…死んだで…」
えっ?…――
ウソだよね…――
私はその場で泣き崩れた…――
『なんで?何で松が死ぬん?』
ハルはビックリして泣き出したので、ナツが外に連れ出した。
「松は…最後まで渡辺の名前言うてたぞ!!」
洋介が言った。
『あたしまだ言ってない事いっぱいあるねんで?
なぁ!!松はどこなん?
何であたしの大事な人はおらんくなるん?!』
私はフラつきながら松の居る部屋へと向かった。
その部屋はドラマで見るような感じで、ひんやりとしていた…――
ハルは車に乗れて機嫌が良く、キャーキャー言っていた。
松は病室には居なかった…――
先に病院に来ていた洋介が私に気付いた。
ナンデナイテルノ?
「渡辺…松…死んだで…」
えっ?…――
ウソだよね…――
私はその場で泣き崩れた…――
『なんで?何で松が死ぬん?』
ハルはビックリして泣き出したので、ナツが外に連れ出した。
「松は…最後まで渡辺の名前言うてたぞ!!」
洋介が言った。
『あたしまだ言ってない事いっぱいあるねんで?
なぁ!!松はどこなん?
何であたしの大事な人はおらんくなるん?!』
私はフラつきながら松の居る部屋へと向かった。
その部屋はドラマで見るような感じで、ひんやりとしていた…――