私-後編-
心×迷
想い
「アレでよかったん?」
家に帰って、ハルを寝かそうとしている私にナツが言った。
『何が?』
「とぼけなーい!
高原の事に決まってるやん!」
『…………』
ハルが寝たので、布団をかけると私はナツの前に座った。
「マユは高原と連絡取ってるっぽいし、ほんまの事言うたらよかったのに…」
『アキはアキで今幸せやろうし…亜美は今智君と居て幸せやもん。』
「でも…その女の人と子供は高原と関係ないかもしらんで?…亜美と今の智君みたいに‥」
ズキンッ…――
確かに…
今までもそう考えた事はあった。
アキの子じゃないかも…
でも…
今更だよ…――
あの時…
アキと別れた時に、全て終わったんだよ…――
私は心の中で自分に言い聞かせた…――
家に帰って、ハルを寝かそうとしている私にナツが言った。
『何が?』
「とぼけなーい!
高原の事に決まってるやん!」
『…………』
ハルが寝たので、布団をかけると私はナツの前に座った。
「マユは高原と連絡取ってるっぽいし、ほんまの事言うたらよかったのに…」
『アキはアキで今幸せやろうし…亜美は今智君と居て幸せやもん。』
「でも…その女の人と子供は高原と関係ないかもしらんで?…亜美と今の智君みたいに‥」
ズキンッ…――
確かに…
今までもそう考えた事はあった。
アキの子じゃないかも…
でも…
今更だよ…――
あの時…
アキと別れた時に、全て終わったんだよ…――
私は心の中で自分に言い聞かせた…――