私-後編-

ナツとの距離

                        

松のお墓参りから帰宅すると、ナツがきていた。



「お帰り〜」


『ただいまぁ!ってオイ!』


「ちょっといぃ?」

『どした?部屋来る?』


ナツが何か深刻な顔をしていたので、私はナツを連れて部屋に入った。




「ケン君と別れよかな…と」

『はいぃ?!』
            

あんなにラブラブで結婚するとまで言っていたのに…



「なんかなぁ…ずっと一緒に居たやんかぁ〜
確かに辛い時支えてくれたんもケン君やし、感謝はしてる…
けど…何かこのままでいいんかなって…」


                        
それを聞いた瞬間少しむかついた。



遊びたいんでしょ?



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