私-後編-
「何食べたい?」
『何でもいいけど、ハルも食べれそうなやつ。』
「亜美っ子エライよなぁ〜!ちゃんとママやってるし。」
『あたしがやらな誰がやんの?』
「おばちゃんとか預けて遊びまくりの人とか居るやん。」
『あぁ〜。あたしは親には色々してもらってるけど、やっぱ子は可愛いしなぁ。』
「遊びたくないん?」
『全然って言ったらウソになるかも。
でもハルがおっきくなったら遊べるし。』
「そっか。」
そんな事を言いながら、私達はお店に入った。
私はオムライスを注文するとハルと半分こした。
ハルは智君がかなり気にいったようで、食べさしてもらっていた。
ハルが懐くなんて…
悪い人じゃなさそう‥
私達はご飯を食べると車にむかった。
ハルは疲れたのか寝たので、私はハルを抱いて車に乗った。
智君は車の外で煙草を吸った後車に乗った。
さりげない優しさが嬉しかったりもした。