私-後編-
彼×心
告白
ハルを寝かし、パーカーを羽織って、テントから出ると、マナと兄は消えていた。
あの2人うまくいくといいなぁ…
私は兄の友達にビールをもらうと、皆と少し離れた場所で缶を空けた。
はぁ〜〜
本当に楽しいなぁ。
久々に飲んだ私はいい感じてになっていた。
「コラァ!未成年ッッ」
『ビックリした〜』
ビクッとした私は心臓がドキドキしていた。
「何であっちで飲まへんの?てか飲んだらあかんやん」
『だってマナ達おらんし、兄チャンの友達と仲良くないから気まづいやん…』
「せやな。仲良くされても困るけど」
『アハハ〜!』
「アハハ〜ちゃうでー!」
『大丈夫大丈夫!』
「何が大丈夫かわからんねんけど。」
『あたしもわからん。アハハ』
いい感じに酔っ払った。
「もう飲み過ぎ!貸しなさいっ」
そう言うと智君は私の持ってるビールを取り上げて一気に飲んだ。
『あぁー!!』
「うまかったー」
そう言うと智君は砂浜に横になった。