私-後編-
                        

家に帰るとハルは目を覚まして愚図っていた。


            
『寝足りないん?
 お腹すいた?』


「うぇーん!あぁ〜!」

            
抱っこをしてもオムツを替えても、ご飯もミルクも何やっても泣きやまなかった。


            
『もう!!わけわからん』


「子供てそんなもんやで」
ママが言った。



しばらく泣かせておいて、ママと交替でハルを見ながらご飯を食べた。


                        
ハルは泣き疲れたのかミルクを飲みながら寝てしまった。


寝顔はやっぱり癒される。


泣きまくってた時にイライラした自分が情けなくなる。



私は部屋にハルを連れて行くとナツが入って来た。

                        
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